TRICK STAR的NinjaH2とH2R⑦ 〜最高速アタック編〜


H2R385ポスター2_1

 

0-1000mアタックでわかった事は、

・H2Rの最高速を引き出す為にはスピードに乗った状態でアクセルを全開にする事が出来る区間を出来るだけ取る場所を確保する必要がある。
・ファイナルを可能な限りロングにする必要がある。

0-1000m時より良い条件で、
日本国内で実際に我々が使用可能なコースは、JARIの高速周回路のみ。
十分に加速した上で1112mの直線を使う事が出来る。

ファイナルも、フロントを純正の18丁から大きい物への変更が必要。
リアも可能な限り小さいスプロケットを装着したい。

TRICK STAR Racingでいつもお世話になっている、超高品質スプロケットでお馴染みのISAさんにお願いして作成して貰いました。

フロントはクリアランスの関係から19丁が限界。リアも純正スイングアームとホイールを使用する事を前提とすると構造上40丁より小さいものは装着不可能。

つまり、H2Rがセッティングの範囲内で出来る最もロングになるファイナルは19×40。
ここから算出される計算上の最高速385.0km/h。

ならばそれに挑むのがTRICK STAR。

 

 

メーター読み385km/h
GPS計測 352.99km/h

今回もヤングマシンさんとタイアップ企画の為、
2016年3月号で今回の企画をまとめたDVD付きで紹介いただいています。

 

しかし、ここで満足しないのがTRICK STAR 鶴田竜二。

メーター読み385km/hを計測しながらも、エンジンにはまだ余裕があると断言する。

夢の400km/h
4000m程度の距離が欲しい。
しかし到達可能な場所が日本国内には見当たらない。
そしてファイナルを更なるロングにする為に・・・・

TRICK STARのチャレンジはまだ続きます。

さぁ、次回は再びH2に話しを戻します。
H2Rの限界を見極めたTRICK STARだからこそ出来る事。

全日本選手権や、世界耐久選手権でECU開発を続け。
独自に開発したECUを搭載したNinja250で使い250cc市販車クラスでアジアの頂点を極めました。
YZF-R25用のECUも近日発売。

そんなTRICK STARがH2のECUを開発しないと思いますか??

TRICK STAR的NinjaH2とH2R①
TRICK STAR的NinjaH2とH2R②
TRICK STAR的NinjaH2とH2R③
TRICK STAR的NinjaH2とH2R④
TRICK STAR的NinjaH2とH2R⑤
TRICK STAR的NinjaH2とH2R⑥
TRICK STAR的NinjaH2とH2R⑦
TRICK STAR的NinjaH2とH2R⑧

 

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