TRICKSTAR 製品開発ブログ #003レースパーツ開発


製品開発ブログ#003『レースパーツ開発』

今回ご紹介するのは…

こちら、ZX-10Rトップブリッジ!でも実はこれレース専用品で市販品ではないのです。

10Rトップブリッジ

弊社ではTRICKSTAR Racingとして勢力的にレース活動を行っています。そのため、こういったレース専用部品の開発も行っております。

”えっ?でもレース専用のトップブリッジってこんなもんなの?”と思われる方もいるでしょう。

yamaha

↑いまどきのMotoGPマシンはこんなのや

ducati

↑こんな感じなのに、トリックスター大丈夫?全然違うじゃん!って思われるかもしれません。

たしかにこの極端な形状と大胆な肉抜きされたトップブリッジのレーサーが多くなっています。最近ではこのタイプのトップブリッジが標準装備された市販車もありますね。

では、なぜこのような形状をしているのでしょうか。それはずばり、剛性バランスと軽量化を目的としています。

当然弊社でも重要視しております。見た目はかなりシンプルですが、実は裏ではすごいことになっております。

企業秘密のためお見せすることができませんが、極限まで肉抜きが施されています。

 

ちなみにホンダのRC-213Vも同じ様に外観はいたってシンプルですが、裏面と側面の肉抜きがすごいことになっています。

このように目的は同じであっても各メーカー、チームのノウハウによってアプローチが異なるのですね。

もうすぐ東京モーターサイクルショーが開催されます。ファクトリーマシンも何台か出品されているでしょう。

現地に足を運ばれる方は一度、下から覗き込んで見るのも面白いですよ。

 

これで締めるとモーターサイクルショーの宣伝で終わってしまいますね。では何が言いたかったというと、

”弊社ではレースで培ったノウハウを日々の製品開発に…”ありきたりですみません(笑)

 

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