TRICK STAR ECU アップデートプログラム受付開始
実は、昨年末よりTRICK STAR NAGOYAでは製品開発を殆ど行っておりません。
ただ、今後もTRICK STAR旗艦店としての役割を担い続けて行きますし、
TRICK STAR NAGOYAにも製品開発に携わるスタッフが常駐しております。
では、TRICK STAR製品はどこで開発しているのか。
ご報告が遅くなりましたが、
昨年末よりTRICK STAR NAGOYAから製品開発部門とレース部門が
TRICK STAR R&Dとして独立致しました。
すでにTRICK STAR R&Dとして高品質高性能なものづくりを目指した製品をリリースさせて頂いておりますが、
今後も進化を続けるオートバイの世界において絶対に無視出来ないカスタム、チューニング要素。
それが、Engine Control Unit。
2004年、ZX-12Rに続きインジェクションを採用したスーパースポーツバイク、ZX-10Rが発売。
TRICK STAR Racingではそれを機に鈴鹿8時間耐久レースへの参戦を開始しました。
それまでのキャブレターからインジェクションへと燃料供給システムに変更された事により、
オートバイ業界、特にレース業界にとって大きな変革のキッカケに。
レース関係者もこぞってインジェクション、そしてそれをコントロールするECUに対する知識を深めて行きました。
もちろんTRICK STAR Racingも例外では無く、2004年から12年連続出場を続ける鈴鹿8時間耐久レース。
ルマン24時間耐久レース、全日本選手権、アジアロードレース選手権、アジア各国の国内選手権。
耐久、スプリント、気候等、条件の異なる様々な状況下で、より高度な制御を可能として来ました。
携わる事12年。
TRICK STAR Racingで培ったECUに関する膨大な知識と経験を元に
TRICK STAR R&Dとして、お客様に対するECUアップデートサービスを開始させて頂きます。
すでにNinja250用のレースでトップを目指す方に向けたフルコンピュータ等の販売も行わせて頂いてはおりますが、
今回のサービスはより多くのお客様に向けたサービスとなります。
その第1弾として、
(お待たせしているH2より先にはなってしまいますが・・・)
Ninja250用ECUアップデートプログラム受付開始
それまでのNinja250Rでは13,700回転だったレブリミットがNinja250へのモデルチェンジで12,700回転に。
普及型マシンとしてより安全マージンを取り世界中で販売台数を伸ばす一方、
サーキットでは未だにNinja250よりもNinja250Rを見かける事の方が多い状況。
つまり、サーキット走行におけるこの1,000回転の差は致命的な差となるわけです。
言い換えるならば、この差がNinja250での全開走行を行う上で大きな壁となってしまいます。
本来素晴らしいパフォーマンスを持つNinja250の性能を引き出す為にはレブリミットの引き上げは必須であり、
TRICK STARではこれまでフルコンピューターで対策を行ってきました。
しかし、もっと低価格に、もっと気軽に、もっと単純にレブリミットの引き上げが出来ないのか。
そんな多くの声にお応えする形での今回のNinja250用ECUアップデートになります。
気になる内容は
・レブリミット12,700回転から13,750回転へ引き上げ。
・純正マフラーのキャタライザーを守る為、アクセルオフ時に燃料噴射をカットしている部分を逆に噴射させる事により
マフラー交換を行っている車両でのアクセルのツキ等を含めたパフォーマンスの向上。
・マフラー交換を行っている車両で燃料が濃い方向に自動制御されてしまう事への対策として、A/F制御システムの解除。
そして価格は
39,800円(税抜)
純正ECUを取り外してTRICK STAR R&Dまでお送り頂ければ、一週間程でアップデートを行い返送させて頂きます。
マフラー交換後にサブコンによる調整を行う前に、
ECU側での制御を根本的に解除する事によってオートバイの本来の性能を引き出す。
TRICK STAR R&Dが提案する、これからのオートバイカスタム、チューニングの形です。
ご注文、お問い合わせは下記までお願い致します。
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