フロントフォーク オーバーホール
最近、何かと多いフロントフォーク オーバーホール
さて、本日は。
前回お話したこともある、サスペンションのお話し。
皆さん、バイクの乗り味いかがでしょう?
スーパ―スポーツをお乗りの方・・・
かたいサスペンションのままツーリングしていませんか?
ツアラーに乗っている方・・・
ハンドルやマフラーをカスタムし、バランスが崩れ、
曲がりにくいバイクになっていませんか?
是非、相談して下さい。
サスペンションをオーリンスに変えるなどよりも先に、
STDサスペンションでやれることたくさんあるんです!
フロントなら「突き出し量」、「圧側ダンパー」、「伸び側ダンパー」、「イニシャル(スプリングプリロード)」
リアも「圧側ダンパー」、「伸び側ダンパー」、「イニシャル(スプリングプリロード)」
その他にもスプリングの硬さを変えることも車種によっては可能です。
そんな中、セッティングだけではなく、メンテナンスも大切。
一番わかりやすいのがフロントフォークのダストシール。
動く部分についている黒いゴム部品。
これが劣化してくると、割れてしまい、そのままゴミをかみこんでオイルが漏れてきてしまいます。
年数や距離管理でメンテナンスできればベストですが、これもわかりやすいチェック。
ゴム部品が割れてきたらオーバーホールしましょう!
まずバラバラにして汚れたオイルを抜きます。
見えますかこの黒い汚れ!2年もたてば底のほうはもう真っ黒。
ストロークする部分にあるメタルという部品。
これもこすれて削れてしまっています・・・
シャフトの錆をとり、綺麗にしたら、曲がりがないかチェック。
転倒していると曲がっていたりします・・・(´;ω;`)
最後に組んで新しいオイルを入れ終了。
この際にお客様からサスペンションへの要望があれば合わせてセッティング。
これで安心、乗り味も生き返りました(*´▽`*)
車種にもよりますが、これで約25,000円くらい(部品代、工賃、オイル代込)
見落としがちですが、サスペンションも定期的メンテナンスが必要なパーツです。
そして、セッティングで遊べる奥深いパーツです。