2019-20 FIM 世界耐久選手権シリーズ最終戦 エストリル12時間耐久レースレポート


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誠にありがとうございます。

先日行われた、EWC世界耐久選手権エストリル12時間耐久レースのレースレポートを公開致します。

ポルトガル12時間耐久2020レースレポート

Ewc_12_H_Estoril_2020_Webike SRC Kawasaki France Trickstar, Erwan Nigon, Jeremy Guarnoni, David Checa, Kawasaki ZX10R, Formula EWC

序盤から3 番手につけ順調に後半までトップを狙える位置に付けていましたが,

10 時間目に差し掛かるところでドライブチェーンが切れると言うアクシデントに見舞われてしまいました。

なんとかピットにマシンを戻すも大きく時間をロスしてしまい、

約7 分間の修復作業の末にコース上にマシンを戻したが、その時点で3 位から7 位まで順位を落とし再度追い上げる形となった。

残り2 時間、最後まで諦めずに走り切りましたが順位を一つ上げて6 位でチェッカーを受けました。

シリーズランキングは5位という結果で2019-20シーズンを終えました。

鶴田竜二コメント

レースは後半まで表彰台圏内を走行していただけに終盤のトラブルがとても悔やまれる。

しかし、ライダー、メカニック共に最後まで戦い、やり尽くした結果ですのでこの結果を受け入れて来シーズンの飛躍の糧としていきます。

今シーズンは第1 戦、第2 戦、と雨の影響を受け、レースの時間が約半分に短縮された。第1 戦ボルドール24 時間耐久レースでは3 番手

に着けて走行していたところ、他車のオイルがコース上に撒かれそれに巻き込まれ転倒してしまいマシンは炎上。そのままリタイヤ

となってしまうという前代未聞のアクシデントに巻き込まれてしまった。これによりポイント獲得が出来ず

チャンピオンシップはかなり厳しい状況からスタートする事となりました。

第2 戦マレーシアも記録的な豪雨に見舞われ、約3 時間あまりのレースに短縮されて行われた。チームはトラックの路面とタイヤのマッチングが

今ひとつ噛み合わず本来のペースを維持出来ずに6 位でフィニッシュとなった。

続くルマン24 時間耐久レースではやっと本来の力を発揮する事が出来。ジル監督不在の中、2 位表彰台に立つ事が出来た。

鈴鹿8 時間耐久レース、オーシャスレーベン8 時間耐久レースがコロナウィルスの影響でキャンセルとなり、開幕戦のアクシデントを挽回

するためのレースが減ってしまった事が不利に働き、最終的なランキングは我々が目指す位置とは大きく異なる5 位となってしまった。

こうして2019-20 シリーズが終わったが、コロナウイルスの影響もあり本来のレース数ではなくなった事、そして本来の我々の力が出せず

に終わってしまった事はとても後味の悪い結果となってしまった。

しかし、我々は前を向き再び高いモチベーションと誇りを持ってチャンピオン奪取に向けチャレンジします。

来シーズンまで今年の反省を活かして更なる成長をした強いチームとして皆さんの前に現れたいと思います。

最後にこの難しい状況下でレースが出来た事にEWC 関係者ならびに主催者をはじめ大会を支えて頂いた方々、そして我々のチームを支えて

頂いた全ての皆様に感謝しています。

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